展覧会情報

水のかたち《源平合戦図》から千住博の「滝」まで

場所山種美術館

終了しました

[特別展示]日本画に描かれた源平の世界

四方を海に囲まれ、湿潤な気候で降水量の多い日本では、水は身近な存在であり、古来、名所絵や山水画、物語絵など、さまざまな主題の中で描かれてきました。近代以降の日本画においても、海や湖、川や滝を題材とした風景画から、水辺の場面を描く歴史画まで、水が主要なモティーフとなった作品は時代やジャンルを問わず幅広く見いだせます。

本展では、海辺を舞台とし江戸時代に描かれた《源平合戦図》から、《名所江戸百景 大はしあたけの夕立》など雨を描いた名作で知られる歌川広重(1797-1858)の名所絵、高価な岩絵具・群青をふんだんに使って海を表現する川端龍子(1885-1966)の《黒潮》、画家の代名詞にもなっている千住博(1958- )の「滝」シリーズまで、水を印象的に描きだした優品の数々を展示いたします。

中村正義作1969年作《日》が展示されます。
2022年07月09日(土)~09月25日(日)
開館時間:午前10時から午後5時(入館は午後4時30分まで)
休館日:月曜日
(ただし7/18(月)、9/19(月)は開館、7/19(火)、9/20(火)は休館)
入館料:一般1300円、中学生以下無料(付添者の同伴が必要です)
[夏の学割] 大学生・高校生500円
※本展に限り、特別に入館料が通常1000円のところ半額になります。
このページの先頭へ