展覧会情報

岡本太郎と中村正義・東京展①

場所豊橋市美術博物館

終了しました
▼開催趣旨
1975年、画家・中村正義はこれまで築きあげてきた画家としての歴史・人生のすべてを賭けて全く新しい美術の共同体・組織を、日本の閉塞的な美術界に誕生させようとしました。自らが育った「日展(日本美術展)」に反旗を翻した中村正義が、さらに日本美術界そのものを変革させるべく、病身をおして作ったのが「東京展」でした。中村正義にとって、「東京展」は日本美術界の全体を変革させる核であり、変容させる新しい生命体だったのです。その新しい生命体を誕生させるには、さらに強烈なエネルギーが必要でした。そのエネルギーこそが岡本太郎だったのです。
本展は岡本、中村の接点である「東京展」の構想および再現を軸にして、岡本と中村の作品を中心に展示し、現在の日本の美術の状況を再考する展覧会にしたいと思います。

▼主な出品作品
・岡本太郎の東京展時代を中心に二科時代から晩年に至る代表作約50点
・中村正義の東京展時代を中心に日展時代から晩年に至る代表作約50点
・東京展展示再現=第1回東京展の代表的な作品約30点

チラシを下記リンクからPDFファイルでご覧いただけます。
[チラシ表]
[チラシ裏]
2015年08月08日(土)~09月27日(日)
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